Sep 23, 2011

「憂鬱でなければ、仕事じゃない」


「憂鬱でなければ、仕事じゃない」



¥1,365

単行本(ソフトカバー): 242ページ
出版社: 講談社 (2011/6/14)
発売日: 2011/6/14






この言葉に、どれほど勇気づけられたかな。
色々と物議をかもしそうなタイトルですが・・・笑

個人的には、この時代にふさわしい、力強さと前向きさを感じます。

労力のかかることや、責任の重の重さへの耐性には、個人差があると思う。

けど、著者である見城さん、藤田さんのすごいところは、「仕事ってそもそも憂鬱だよね」
ということを、前提にしているという点。憂鬱に向き合っているところですね。

救われた人は多いのではないかな、と思います。
仕事においては、そういうものはつきものですね。

というわけで、ちょっとつらい時は、この言葉を思い出そう笑

Sep 22, 2011

この広告に座布団1枚-ポカリスエット-



コピーなしで訴えかけるこの広告に座布団1枚。

セオリー的には、
キャッチコピーや、ボディコピーが含まれるのが一般的だと思う。

訴求する対象を詳しく説明したり、
読みやすいように段落ごとに小見出しをつけたりする場合もある。

その一言添えないことに、どれほどの意味が込められているのでしょう。

しかも、食品のパッケージでは「青」は食欲減退色として通常は使われないものでした。
そのタブーを打ち破ったことでも実はすごいこと。


今やブルーは普通にパッケージデザインでも使用されるカラーですよよね。


ポカリスエット恐るべし。


ちなみにポカリスエットのグラフィック制作は、かの有名なライトパブリシティさんですね。
グラフィック広告だけでなく、CMもいつの時代も印象的です。
Facebookページも10万人達成!ということで相変わらずのブランド力です。

Sep 21, 2011

デジイチ。-カメラ部結成の巻き-

前から欲しかったデジタル一眼レフを購入しました。
機種は、Nikon D5100!というわけで早速、相棒を連れて、家の近くで撮ってみました。


自転車でいつものランニングコースをパシャリ。


隅田川といえば、勝手に夜景をイメージしていたけど、この時期は夕方の風が涼しくて心地いい。


鉄橋はなぜか萌えます。
銀座のとある通り。
連休最後の夜ということもあって、
人は少な目。
夜は居酒屋でPC開いて、友人と旅のプラン。
撮影場所を計画。

10月末に、日光に日帰りで撮りに行くことに。


(から揚げ無駄に高画質・・・)





ここにカメラ部を結成しました!メンバーの紹介は、おいおい。。
男二人、女子一人。別にロマンス的なものは何一つありません。
が、腐れ縁でいつまでも仲良くやっていたいものです。

Sep 20, 2011

下町ロケット。

急に本が読みたくなって買った一冊。池井戸 潤さんの、下町ロケット

実家に帰る新幹線のなかで読み始めたら、展開が気になって、止まらなくなりました。
さすが今年の直木賞です。

あまり書きすぎるとネタバレになりますが・・・。

とある町工場が取得した、宇宙ロケットの最先端技術特許。
その特許を巡る、大企業との戦いを描いた一冊です。

主人公は、かつて宇宙科学開発機構(JAXAですね)の研究者としてロケット開発に携わっていたのですが、 打ち上げ実験に失敗してしまい、その責任を負わされ辞めることに・・・。

物語は、JAXAをやめた後、 父親の経営していた小型エンジンを作る町工場の社長に転じて7年経ったところから始まります。

苦労を重ね、ようやく手に入れた特許技術も、大企業の法廷戦略や政治に翻弄され、今にも失いそうな状況。 なかなか光が見い出しにくい状況を乗り越えて、着実に夢を実現しようとする主人公、佃とその従業員。

登場人物一人ひとりに、親近感を覚えずにはいられませんでした。

次々にトラブルが起こるけど、でも最後はハッピーエンド。
ベタな展開でわかりやすいし、意外性は無いかもしれない。
そんなベタな展開でも、時世をよく表現していて、わかりやすい。
読み手に自分のことのように感じさせるところが、支持される理由なのかなと思いました。
主人公にエール贈りたくなったり、ちょっと自分と照らし合わせてみたり。

社会人になって数年。働くことに様々な喜びや葛藤があるからこそ、沁みる一作でした。
社会派好きにはぜひ。